DragStar400
ヤマハのクルーザーバイクのDragStar400は、アメリカンバイククルーザーの特徴を踏襲したバイクだ。
空冷Vツインエンジンを搭載し、中型免許で乗れるクルーザーバイクとして人気を博した。
400cc以外にも250ccと1100ccがあったが、現在は生産終了となっている。
DragStar400の特徴
クルーザータイプで車体重量も234kgと重いため、加速はあまりよくない。スポーツバイクのようにスピードを楽しむのではなく、Vツインエンジンの鼓動や音を楽しみながら走るバイクといえるだろう。
シートが固めなので長時間乗っているとお尻が痛くなるという意見が多い。クルーザータイプなのでポジションが後ろ荷重になりお尻や腰がいたくなりやすいのも理由の一つだ。
長距離ツーリングするなら定期的な休憩をおすすめしたい。
メリットは車体が低いので足つきがいいところ。女性でも不安定になることはないはずだ。
駆動がチェーンではなく、ドライブシャフトになっている。これはシャフトが回転して前後のタイヤが駆動するようになっている。
チェーンと違いゆるんだり、汚れたりしないのでメンテナンスは定期的なオイル交換だけで済む。
DragStar400の歴史
DragStar400は1996年2月に登場し、2017年9月まで生産されたバイクである。
1998年に派生車種としてDragStar classic400が登場。DragStar400をベースにフロントに16インチタイヤ、前後にディープフェンダーなどを装備したモデルになっている。
2000年3月にマイナーチェンジが行われ、車両形式が「BC-VH01J」型・「H601E」型に更新された。
2008年9月に排ガス規制により一旦生産終了になるものの、2009年11月に排ガス規制に対応した2010年モデルが発売された。
しかし、人気のあったモデルだが再び排ガス規制によって2017年9月に生産を終了している。